コード進行分析

【戯言】の歌詞・コード進行をわかりやすく解説!【島茂子】

リリース 2018/05/16(発売中止)
収録アルバム
作詞 島茂子
作曲 kaoru

(Youtube)

【戯言】のコード進行と歌詞

コード表の見方

コード

コードネームを実音で表しています。クリックするとそのコードの音が鳴ります。

度数

  • メジャーのトニックを❶
  • マイナーのトニックを❻m

とした場合の度数を表しています。ノンダイアトニックコードは赤文字で表記しています。

コードの度数表記(ディグリーネーム)について

「Key=Cメジャー(Aマイナー)」のダイアトニックコード

3和音

C Dm Em F G Am Bm-5
❷m ❸m ❻m ❼m-5

4和音

C△7 Dm7 Em7 F△7 G7 Am7 Bm7-5
❶△7 ❷m7 ❸m7 ❹△7 ❺7 ❻m7 ❼m7-5

イントロ

コード Am Dm G7 E7
度数 ❻m  ❷m ❺7 ❸7
歌詞
コード Am Dm G7 CC#m-5
度数 ❻m  ❷m ❺7 ❶ ❶#m-5
歌詞
コード Dm7G7 E7Am F E7
度数 ❷m7 ❺7 ❸7 ❻m  ❹ ❸7
歌詞 重ねた

Aメロ

コード Am Dm G7 E7
度数 ❻m  ❷m ❺7 ❸7
歌詞 月日を 数えて みたけど
コード Dm7 Am Bm7-5 E7
度数 ❷m7 ❻m ❼m7-5 ❸7
歌詞 せが眠る終ちゃ く駅には 未 練は 無いの 誰かの
コード Am Dm7 G7 E7
度数 ❻m  ❷m7 ❺7 ❸7
歌詞 為なら いとわず 背負って 馬鹿ネ
コード Dm7 Am FG7 Am
度数 ❷m7 ❻m ❹ ❺7 ❻m
歌詞 と言われて それで も微笑み ひ とり帰るよ る いいね!

Bメロ

コード Dm7 Am E7 Am
度数 ❷m7 ❻m ❸7 ❻m
歌詞 を気にせ ず 咲くよう な花で いたい
コード Dm7 Am Bm7-5 Bm7-5
度数 ❷m7 ❻m ❼m7-5 ❼m7-5
歌詞 貴方の 居ない部屋 つぶや
コード E7 E7
度数 ❸7 ❸7
歌詞 戯言

サビ

コード Am Dm7 G7 CC#m-5
度数 ❻m ❷m7 ❺7 ❶ ❶#m-5
歌詞 グッドバイアゲイン 誰だって 人に 言えない古傷 抱えてる
コード Dm7G7 E7Am FBm7-5 E7
度数 ❷m7 ❺7 ❸7 ❻m  ❹ ❼m7-5 ❸7
歌詞 頬濡らす愛 に架けた泪ば し 街に傘 という名の花
コード F△7
度数 ❹△7
歌詞 が咲く

重ねた月日を 数えてみたけど
幸せが眠る終着駅には 未練は無いの

誰かの為なら いとわず背負って
馬鹿ネと言われて それでも微笑み 一人帰る夜

いいね!を気にせず 咲くような花でいたい
貴方の居ない部屋で つぶやく戯言

グッドバイアゲイン 誰だって 人に言えない古傷抱えてる
頬濡らす愛に架けた泪橋 街に傘という名の花が咲く

グッドバイアゲイン 女って 人に言えない古傷抱えてる
哀しみの過去を拭う指先で そっと紅を差すの

嗚呼 そして今日も雨 乾いた道に恵みの雨が降る
さよならと別れ告げた泪橋 街に傘という名の花が咲く

【戯言】のコード進行を分析

ドラマ「家政夫のミタゾノ」の主題歌、「戯言」のコード進行を分析してみようと思います。

いやー強烈ですね、島茂子。TOKIOのリーダー・城島茂にそっくりな新人演歌歌手ということだそうです。

山口メンバーの問題とタイミングが重なってしまい、シングル発売が延期になってしまいましたが・・・そんなトバッチリをものともせず、先日のミュージックステーションの出演ではバッチリとパフォーマンスしてましたね。

ぼくが彼・・・いや、彼女の存在を知ったのもMステを見たことがキッカケでした。

まだ戯言のコード進行などを取り上げているサイトがなさそうなので、耳コピしてみることにしました。7thやテンションの有無がちょっと自信ありませんが、トライアドの部分はだいたい合っているはずです。

曲調は演歌というよりは歌謡ロックという感じで、コード進行に関しても昔ながらの昭和の歌謡曲を思わせるような感じです。

終始マイナー系のコード進行が支配していて、

  • ❸7(マイナーのトニック❻mに対するセカンダリードミナント)
  • ディミニッシュ
  • ハーフディミニッシュ

が多用されていることが特徴ですね。

特にハーフディミニッシュやディミニッシュの使い方が、昭和歌謡の雰囲気を醸し出しているんだと思います。

イントロ

(Youtube)

イントロは12小節あります。最初に4小節の「イントロのイントロ」みたいなのがあって、5小節目から本格的にイントロが始まります。

「イントロのイントロ」的な

まずは最初の4小節、「イントロのイントロ」。演奏隊が同じリズムで打撃を加えてきます。

コード Am Dm G7 E7
度数 ❻m  ❷m ❺7 ❸7
歌詞

マイナーのトニック❻mAmから堂々と始まり、4度上昇を繰り返して❺7G7に至ると2度下がって❸7E7です。

この❸7E7が「キメ」のような役割を果たして、イントロ本編に突入します。

❸7E7はイントロ本編の1発目のコード❻mAmに対するセカンダリードミナントです。

パッシングディミニッシュ(もどき)で橋渡し

イントロ5〜12小節目です。

コード Am Dm G7 CC#m-5
度数 ❻m  ❷m ❺7 ❶ ❶#m-5
歌詞
コード Dm7G7 E7Am F E7
度数 ❷m7 ❺7 ❸7 ❻m  ❹ ❸7
歌詞 重ねた

定番の「❻❷❺❶」で❶Cに着地しますが(4小節目)、すぐさま❶#m-5C#m-5に進行します。

この❶#m-5C#m-5はディミニッシュトライアドですが、コレは何をしているのかと言うと、前後の❶Cと❷mDmをなめらかにつなぐ「橋渡し」の役割を果たしています。

C→❶#m-5C#m-5→❷mDm

❶#m-5C#m-5を間に挟むことにより、ベース音が「C→C#→D」と半音ずつ上昇するなめらかなラインになっています。

❶#m-5C#m-5というと難しそうに見えるかもしれませんが、カラクリを知ってしまえばなにも難しくありません。

❶#m-5C#m-5は、「❶Cのルートだけを半音上げたモノ」です。「ドミソ」が「ド#ミソ」になっただけなんです。

メジャーコードである❶Cのルートを半音上げると短3度音程が2つ存在する3和音になるので、ディミニッシュトライアドになるというわけです。

このように、ディミニッシュを挟んでコードの「橋渡し」をすることをパッシングディミニッシュといいます。

厳密には、「パッシングディミニッシュ」と呼べるのはディミニッシュコード(減七の和音)を使った場合に限るようです。

今回の事例のようにディミニッシュトライアド(減三和音)の場合やハーフディミニッシュの場合は「パッシングディミニッシュ」とは呼べませんが、解釈を広めにとって紹介しました。

❸7→❻mでコッテコテの昭和歌謡に

コード Dm7G7 E7Am F E7
度数 ❷m7 ❺7 ❸7 ❻m  ❹ ❸7
歌詞 重ねた

イントロ9〜10小節目は「❷❺❸❻」の進行です。これは定番のコード進行「❹❺❸❻」の❹が❷に変わったモノですね。

❷m7Dm7は❹Fの代理コードとして使え、サブドミナントの機能も持ちます。なので「❹❺❸❻」と同じような雰囲気の進行になります。

この「❷❺❸❻」では、イントロ4〜5小節目で使われていた

❸7E7→❻mAm

のドミナント進行がまた使われています。ダイアトニックコードの❸m7Em7ではなく❸7E7にして、ドミナント化しています。

さらに、イントロ最後の12小節目からAメロ1小節目にかけてもこの進行が使われています。

この「マイナーのトニック❻mAmに向かうドミナント進行」をベッタベタに使っていることが、コッテコテの昭和歌謡っぽさを醸している要因のひとつだと思います。

Aメロ

(Youtube)

Bメロ

(Youtube)

サビ

(Youtube)

間奏

(Youtube)

大サビ

(Youtube)

アウトロ

(Youtube)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です